心が動くということ 「ヒヤシンスハウス」について
京都、滋賀の家事代行サービスお助けママの鈴木隆枝です。
先日天声人語で読んだのですが
詩人の立原道造は、大学の建築学科に在籍して
優秀な成績を修めていたそうです。
自分が週末を過ごす家を夢見て
「風信子荘(ヒヤシンスハウス)と名付け
設計図も何枚も書き残しているそうです。
5坪ほどの小さい家で
現在のさいたま市に、候補地も見つけていたそうです。
でも、残念ながら、夢が実現する前に
24歳の若さで結核で亡くなってしまいました。
その夢を実現させようと
亡くなってから64年後、さいたま市の人たちが
集めた寄付でその家を建てました。
その人たちは
「夢をどうしても実現させてあげたかった」と・・・。
空の上で本人はどんなに嬉しいだろうと思ったとたん
心臓のあたりが大きくドキンと脈打ちました。
そして、嬉しかったり、感動したりすると
心臓がドキドキするけれど
心が動くって、もしかしたらここから来ているのかなと思いました。