プロフェッショナルとは

京都、滋賀の家事代行サービスお助けママの鈴木隆枝です。

大腸にポリープがあるという事で、切除のために一泊二日で大津市民病院に入院しました。

コロナの影響で、各病棟が閉め切られていて、「5A病棟へ行ってください。扉が閉まっているので、入り口でブザーを押してください」と言われて向かいましたが、5A病棟があるはずの所は壁にしか見えません。困っていたら、白衣を着た女性が少し離れていましたが歩いておられたので、この人に聞くしかないと思い「すみませーん」と声をかけると、何の違和感もなく「はーい」「はいはい、こちらですよ」とその壁を指さされました。よく見るとそれは壁ではなく扉で、その前に5センチ四方くらいのブザーが置いてありました。あとから思うと、たぶんお医者様だったと思うのですが、忙しかっただろうに親切だなと思いました。

事務の方、看護師さん、掃除をして下さる方皆さん親切でした。主治医の先生は言うに及ばず。いつも優しさを感じます。内視鏡での切除なのですが、ポリープを切り取る前に、腸壁は薄いのでと言いながら、傷をつけないためにポリープと腸壁の間に生理食塩水を「チュー」と注入し、輪っかのようなものを一瞬で通して「ジャッ」と焼き切り、傷はクリップで「チョンチョン」と止める。手術はちゃっちゃと進み、すぐに終わりました。なぜかクリップには羽のようなものが付いているのですが、ぞれにはもちろん意味があるのでしょう。腸の中の傷をくっつけるためにこれを作り出した人がいて、これを使って治療をする人がいて、人間ってすごいなと思いました。

プロフェッショナルとは技術の高さと優しさでしょうか。